こんにちは、やんしたです。
僕は社会人1年目〜2年目まで手取り収入が18万円くらいで一人暮らしをしていましたが、無理な節約やストレスを溜めることなく1年で100万円の貯金に成功しました。
「貯金したいけど無理な節約でストレスを感じたくない」
「年収が低いから貯金ができない」
このように悩んでいる人も多いと思いますが、この記事の内容をマネするだけで、無理な節約や面倒な家計簿などはせずに、誰でも余裕で貯金ができるようになります。
そして、お金を貯めた経験は自信にもつながり、次の500万円・1000万円といったステップに向けて進むことができます。
無理なく確実に100万円を貯めたい方は、ぜひ最後まで読んでください。
やんしたブログでは「貯める」「稼ぐ」「増やす」「使う」の4つの行動で、
「お金に困らない生活を手に入れる」をコンセプトに発信していますが、今回は「貯める」についての内容になっています!
この記事のメリット
1年で100万円貯金するために必要なこと(前提)
まずは「これから貯金を頑張るぞ!」という方に向けて、貯金を増やす手順の全体像をお話ししていきます。
貯金を始めるために何が必要なのか、チェックしていきましょう。
「収入を増やす」or「支出を減らす」
まず前提として貯金を増やしていくには、「収入を増やす」か「支出を減らす」かのどちらかが必要です。
貯金を増やすために必要なこと
・収入を増やす
・支出を減らす
今回は支出を減らすことに絞った内容でお伝えしていきます。
というのも、支出を減らす方が圧倒的に簡単ですし、一度身につけてしまえば将来に向かって効果が継続するからです。
皆さんも収入を増やすより、支出を減らす方が簡単なのはイメージしやすと思います。
会社員だと1年間の昇給は良くて数十万円ですし、副業をするにしても中々最初は上手く稼げなかったりします。
一方で、支出は基本的に無駄遣いを減らせばいいだけなので、収入を増やすよりも圧倒的に簡単です。
仕事をどれだけ頑張っても給料があまり上がらないことはあると思いますが、支出は自分自身でコントロールすることができます。
さらに、支出を減らす習慣は一度身に付けてしまえば将来に渡って効果が継続します。
僕自身も手取り月収が18万円だった頃から転職や独立で少し収入が増えましたが、過去に100万円を貯める過程で身に付けた支出を減らす習慣はずっと残っているので毎月の支出額はほとんど変わっていません。
皆さんも今後、転職や年齢を重ねたり副業で収入を上げていかれると思いますが、支出を減らす習慣が身に付いていれば生活水準も維持することができるので、さらにお金が貯まりやすくなるという訳です。
自分の支出を把握する
ゼロから貯金や資産形成を始めるために必要なことは「自分の支出を把握する」ことです。
貯金を始めるために必要なこと
自分の支出を把握する
つまり自分が毎月、何にいくらお金を使っているのかを把握することです。
理由はとてもシンプルで、毎月のお金の流れを知らないと、無駄な出費がどこにあるのかが分からないからです。
支出を抑えるためには、使う金額の大きい部分や、無駄の多い部分から下げていった方が抑えられる金額は当然大きくなります。
自分の支出全体を把握して、「これにたくさんお金がかかっているな」「これは削れそうだな」と考えるイメージです。
逆に、自分の支出を把握できていない状態で支出を下げようとすると、意味のない間違った節約をしてしまう可能性が出てきます。
例えば、「卵が20円安いから遠くのスーパーまで買いに行く」ような節約ですね。
このような節約方法は、時間や労力がかかる割に抑えられる金額が小さいので、大した節約効果が現れません。
結果的に「いくら節約を頑張ってもお金が貯まらない」と貯金に挫折してしまいます。
つまり、効率的かつ楽に貯金をするためにも支出管理は欠かせないということです。
では、支出を把握するにはどうすればいいか?というと、
家計簿をつける方法が一般的です。
ノートやスマホアプリ、エクセルなどに、買い物やランチなど支出項目ごとに記入していく感じです。
でも細かい家計簿って面倒だし続かなくないですか?
僕も以前、細かく家計簿に記入していた時期がありましたが、途中で面倒になって1〜2ヶ月で中断してしまいました。
とはいえ支出を大まかにでも把握しないといけないといけないので、他に何かいい方法はないかな?と考えて、小さいものから大きなものまで全ての支払いをクレジットカードにしました。
スマホが普及して電子決済が当たり前の現代では、支払いを全てキャッシュレス化している方もいると思いますが、僕がこれを実践し始めた2010年頃はキャッシュレス派も少なかったので、例えばコンビニで100円のジュースを買うのにクレカ払いをすると「店員さんに申し訳ないかな〜」なんて勝手に思っていました。。
クレジットカードで支払いをすると自動で利用履歴が記録されていきますよね。
この利用履歴を見れば、どこのお店でいくら使ったのかがスマホで簡単に確認できます。
細かく購入した商品までは分わかりませんが、利用日と購入したお店を見れば大体どんなことに何にお金を使ったか分かると思います。
このようにクレジットカードの利用履歴を見て、大まかでいいので支出の内訳を把握します。
もちろん家計簿が得意な方は、家計簿をつけて頂いて大丈夫です^^
ではここから、僕が1年で100万円貯めるために実践した方法と習慣を3つ紹介していきます!
①固定費の見直し
1年で100万円貯金する方法、1つ目は固定費の見直しです。
固定費とは、その名の通り毎月固定で掛かる費用のことです。
例えば家賃やスマホ代ですね。
固定費は習慣や節約などに関係なく毎月固定でかかってくる費用なので、その固定費を一度見直しておけば支出を減らす効果がずっと継続します。
具体的に見直すべき固定費の例はこんな感じです。
・家賃
・保険
・スマホ料金
・Wi-Fi料金
・サブスク
これら全ての固定費がかかっている人もいるかもしれませんし、いくつかの固定費がかかっている人もいるかもしれませんが、少なからず皆さんどれかの固定費は払っていると思います。
家賃の見直し
固定費の中でも最も大きな支出は「家賃」ではないでしょうか?
自分が納得できる生活水準の範囲で今よりも1万円安い家を探して引っ越せば、年間で12万円もの節約ができます。
ただし家賃は削減効果が高いというメリットがある一方で、引っ越し費用や契約更新のタイミングなどの都合から、今すぐに抑えられないという方も多いと思いますので、今回は一旦おいておきます。
家賃には誰でもすぐに見直せないという側面もありますが削減効果は高いので、もし見直せるタイミングがある方はぜひ実践してみてください。
保険の見直し
皆さん中にも、なんとなく不安という理由で保険に加入している方もいらっしゃるのではないでしょうか?
「知り合いの保険営業マンに勧められて・・・」
「社会人として保険に入っておいた方がいいと思って・・・」
こんな風に保険を契約することってありますよね。
ですが一人暮らしの場合は、車に乗る人の「自動車保険」以外は基本的に不要だと思っています。
なので、マイカーを保有していない一人暮らしの方にとって「保険は不要」というのが私の考えです。
というのも、そもそも10代から30代の若い世代の方は病気になるリスクも低いですし、万が一、病気で働けなくなったとしても高額医療費制度や傷病手当などを受けることができるので、毎月給料から天引きされる公的保険で十分生活を守ることができます。
会社員は充実した補償を受けられる公的保険に加入しているにも関わらず、それ以上を求めて民間保険に加入することは、言ってみれば「自分が不幸になって得をすることに賭ける」というなんだかよく分からないギャンブルなんです。
「なんとなく不安だから・・・」
「なんとなく必要そうだから・・・」
という根拠のない感情と、リスクや確率は切り離して考えないと、全く必要のない保険に入ってしまって無駄な出費を繰り返します。
不要な保険の見直しをすることで、人によっては年間数万円から10万円くらいの支出を減らすことができますので、心当たりのある方はすぐに保険を見直しましょう。
ポイント
保険の見直しで年間数万円〜10万円の節約◎
スマホ・Wi-Fi料金の見直し
続いてスマホとWi-Fi料金の見直しです。
ahamoやpovoなど大手スマホキャリアから低コストのプランが出てきたとはいえ、いまだに月1万円近くのスマホ代を支払っている方を見かけます。
また、ahamoやpovoなどの割安プランにしたとて、最低でも毎月3,000円以上はかかりますので、個人的にはこれでもまだスマホ代が高いと感じています。
ですが、格安SIMにすれば月1,000円から2,000円くらいまでスマホ代を抑えることができます。
格安SIMと聞くと、なんとなく不安に感じる方もいるかもしれませんが、docomoやau、SoftBankなど大手キャリアの回線を使用しているので通信品質は問題ないです。
僕はこれまでdocomo・au・SoftBankの回線を格安SIMで利用してきましたが、普段の生活で通信や通話に困ったことはありません。
また電話番号もそのまま使えるので、使っている感覚は大手キャリアと全く差がありません。
つまり、大手キャリアから格安SIMに乗り換えるだけで、使い勝手は全く変わらないまま年間10万円近くスマホ料金が抑えられます。
「今解約すると違約金が発生するから・・・」
「まだスマホ本体代金を分割で支払っている途中だから・・・」
という声もあるかもしれませんが、違約金はせいぜい1万円くらいなので格安SIMで浮いたお金ですぐに元が取れますし、スマホ本体代金を払い終えていない方も格安SIMに乗り換えて、元のキャリアでスマホ本体代金だけを払い続ければ毎月の出費を抑えることができます。
まだ格安SIMを利用していない方は「格安SIM おすすめ」などで検索して、格安SIMに乗り換えましょう!
乗り換え手順も非常に簡単ですよ^^
ポイント
スマホ料金の見直しで年間10万円近くの節約◎
サブスクの見直し
続いてサブスクです。
サブスクとは、ネットフリックスやアマゾンプライムなどのように、毎月継続して課金されるサービスのことです。
ネットの普及で、毎月異なる服やブランド品のレンタルができるサブスクなんかも最近出てきましたね。
サブスクと聞くと、多くの方はネットサービスをイメージするかもしれませんが、新聞や月会員制のジムなんかも毎月継続して課金されるサービスという点で同じですね。
サブスクは月1,000円くらいのサービスが多いので気軽に契約しがちだと思いますが、年間で考えると1万円を超えるのでかなり大きな出費です。
1つ1つのサブスクが本当に必要なのか・使っているのかということを定期的に考えて見直しましょう。
一人暮らしだと難しいかもしれませんが、サブスクの中には家族でアカウント共有できる場合もあります。
家族一人一人がそれぞれ個別にサブスクを利用すると加入した分だけ費用がかかりますが、家族間でサブスクを共有すれば支出を抑えることができます。
それとサブスクの注意点は、解約忘れや無駄なオプションの利用です。
例えば、「初月無料だから1ヶ月だけ使った時の解約忘れ」や「安心補償サービスが月数百円」などです。
このようなオプションは基本的に不要ですし、初月無料サービスも自分で解約しなければ、毎月自動で引き落とされていくので、無駄なもので解約忘れがないか絶対に確認しておきましょう。
僕の場合は、アマゾンプライムと音楽配信サービスを解約して年間約2万円の節約ができました。
アマゾンプライムは、送料無料のお急ぎ便やプライムビデオの利用ができますが、よく考えると通常配送でも十分早く商品が届きますし、2,000円未満は送料がかかるので細かい出費も減りました。(これは思わぬ収穫でした笑)
音楽配信サービスは主に通勤や車移動で音楽を聴くために利用していましたが、移動中の音楽は辞めて、YouTubeで勉強になる動画を聞くようにしました。
そうするとサブスクの出費も減りますし、自分の勉強にもなるので一石二鳥です^^
ポイント
サブスクの見直しで年間数万円の節約◎
この他にも皆さんの生活スタイルによっては見直せる固定費があると思います。
例えば、車の維持費や電力会社の乗り換えなどです。
最初は固定費を減らすことが面倒に感じるかもしれませんが、何度も言うよに一度固定費を見直しておくと継続して節約効果を発揮しますし、毎月手元に残るお金が増えれば嬉しくて「他の部分も見直してみよう!」とモチベーションも上がりますので、是非やってみてください。
②正しいお金の使い方を身に付ける
1年で100万円貯金する方法、2つ目は「正しいお金の使い方を身に付ける」です。
この習慣さえ身につけておけば本当にお金が貯まります。
また、後々後悔するような買い物や、割引セールでついつい買ってしまうなどの衝動買いも防ぐことができます。
正しいお金の使い方とは「商品やサービスに対してお金を使う際にどんな価値が得られるのか、その金額を支払う価値があるのかを考える」ということです。
例えば、職場でコーヒーを飲みたいから通勤途中にカフェに寄ろうと思ったとします。
この時に、カフェで500円を支払って買うコーヒーから得られる価値を考えます。
例えば僕の場合は「デスクに着席して目覚めの一杯を飲むことで集中して仕事に取り組める」という価値を考えました。
そして、その価値は500円という金額に見合っているのか?を考えます。
価値観は人それぞれですが、コーヒーはコンビニで100円で買えます。
もっと言えば、ペットボトルのコーヒーをスーパーでまとめ買いして水筒に入れて持っていけば、50円以下で済みます。
水筒を洗ったりする手間はかかりますが、せいぜい数分ですし、カフェやコンビニのようにレジに並ぶ必要もありません。
となると、必然的にお金のかからない水筒を持参するという方法を選択することができます。
このように、得られる価値に対してお金を払うという考え方を身に付けると、価格や衝動に左右されることなく同じ価値が得られる選択肢から最も安いものを選ぶ習慣ができます。
読者さんが勘違いしてしまわないようにお伝えしておきますが、これはただ安いものを選択しようということではなく、同じ価値が得られる選択肢の中から最も安いものを選ぶための習慣を身につけようということです。
安くても不要なものを買わないように、金額をベースに考えるのではなく、価値をベースにお金を支払うかを考えるようにしましょう。
最初は金額に見合った価値があるのか判断に悩むかもしれませんが、繰り返し行うことで習慣化し無意識にできるようになって、無駄な出費を防ぐことができるので是非取り入れてみてください^^
③無理なく貯金する仕組みを作る
1年で100万円貯金する方法、3つ目は「無理なく貯金する仕組みを作る」です。
文字や言葉で「1年間の貯金」と聞くと、
「たった1年位なら頑張れそう!」
と思うかもしれませんが、実際の1年は長い道のりですので、なかなかモチベーションの維持が難しかったり、ストレスを溜めてしまうものです。
そして、ここまでに紹介したような方法や習慣も大切ですが、目的達成のためには「できない理由・挫折する理由」を排除することもめちゃくちゃ大切です。
途中で挫折しないためにも、最初に無理なく貯金するための仕組みを作っておきましょう。
無理なく貯金する仕組みというのは「定期積立預金」で作ることができます。
定期積立預金とは、予め決まった期間に決まった金額を積み立てる貯金のことです。
各銀行によって名称は異なりますが、ほとんどの銀行で同じようなサービスが用意されているはずです。
皆さん会社員の方は、毎月給料から数万円の社会保険料が天引きされていると思います。
給料から天引きされる金額が高い高いと言いながらも、なんだかんだ手取りの範囲で生活ができている方がほとんどではないでしょうか?
英国の歴史・政治学者のシリル・ノースコート・パーキンソンさんのパーキンソンの法則に「支出の額は、収入の額に達するまで膨張する」というものがあります。
例えば、年収が増えても貯蓄が増えないというのもこれに当てはまりますね。
せっかく努力して固定費の削減や浪費を防いで貯金に回すお金が作れたとしても「今月はこれだけお金が余ったから・・・」と、ついつい貯金に回すはずのお金に手を伸ばしてしまいます。
定期積立預金をすることで、毎月の給料から決まった金額を自動で別口座に積立預金してくれる、いわゆる先取り貯金ができるので、貯金の成功確率が格段に上がるというわけです。
また定期積立預金のメリットは他にもあります。
メリット1つは目、投資と違って元本割れのリスクがないことです。
定期積立預金はあくまで銀行で行う貯金ですので、投資のように元本割れのリスクもありません。
メリット2つ目は、普通預金より引き出す手間はかかるが、途中解約もできることです。
普通預金の24時間ATMで現金を引き出せることはメリットですが、一方で引き出す手間が少ない分ついついお金を使ってしまいやすいという側面もあります。
ですが定期積立預金の場合は、普通預金のように簡単にお金を引き出すことはできないのでついつい使ってしまうということを防げますし、どうしても現金が必要となった場合は途中解約も可能です。もちろん途中解約をしても元本割れはしません。
メリット3つ目は、普通預金よりも少しだけ金利がいいことです。
多くの銀行の金利は0.001%ですが、定期積立預金だと少しだけ金利が高くなります。
とはいえそれでも金利は低いので、楽天銀行などの金利が高いネットバンクへの乗り換えをおすすめします。
貯金が苦手という方は「定期積立預金」で毎月の給料から先取り貯金をして、貯金の成功確率をがっつりと高めておきましょう!
まとめ
今回お話しした「1年で100万円貯める方法」は、僕自身が初めて100万円を貯めるまでに実践した内容です。
また、その後もこの方法を継続し続け、今では資産額が1000万円ほどになりました。
難しいスキルや知識は不要で誰でも真似できる内容ですので、是非皆さんも試してみてください!
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