
筋トレを始めようと思ってるんだよね!
良いですね!
どんな目標で筋トレをするんですか?


目標か、、、特に考えてなかったなぁ、、、
筋トレを始めるなら目標を決めることがとても重要です!
せっかく筋トレを始めるんですから、僕と一緒に目標設定をしていきましょう!

今回は、これから筋トレを始める人が、より良い結果をだすためにおこなう『目標設定の方法』について解説していきます。
「痩せたいな。」や「筋肉つけたいな。」と思って、自宅やジムで筋トレを始めたけど、なかなか継続できない人は、ぜひ実践してみてください!
『挫折しない』『より効率良く』を目的に、一緒に目標設定をしていきましょう!
※↓こちらの記事で『目標設定が必要な理由』を解説しているので、まだ読んでいない人は合わせて読んでみてください。
目標設定の方法:SMARTの法則とは?
目標設定はたくさんの方法があり、パーソナルジムやビジネスの場などで多く活用されています。
その中でも有名なのが『SMARTの法則』です。
僕も、色んな本に書いてある目標設定の方法を、自分やパーソナルのお客さんに試してもらいましたが、SMARTの法則が1番、筋トレやダイエットにも適しているなと感じました。
ですので、皆さんにもこの方法で目標設定をしていただこうと思います!
SMARTの法則
今回、目標設定に用いる『SMARTの法則』とは、目標をたてる時に重要な5つのポイントの頭文字を取った方法です。
それぞれ、アルファベットの意味を見ていきましょう。
『SMARTの法則』単語の意味
- Specific(具体的である)
- Measurable(計測ができる)
- Achievable(現実的に達成可能である)
- Result-oriented(成果に基づいている)
- Time-Related(期限が明確である)
目標設定のポイントとなる、SMARTの文字に隠された5つの単語の意味はこちらです。
良い目標設定には、この5つのポイントを抑える必要があるのですが、最初から完璧な目標をたてるのはとても難しいです。
そこで、僕は『SMART』の最初の3つ『SMA』を抑えた目標からたててもらっています。
最初は『SMA』だけ考える
『SMA』とは、Specific(具体的である)、Measurable(計測ができる)、Achievable(現実的に達成可能である)の3つです。
3つの単語を意識すると「具体的で計測ができる、現実的な目標」ができると思います。
では実際に『SMA』を使った目標設定をみてみましょう。
具体的に、悪い目標設定と、良い目標設定はこんな感じです。
×悪い目標設定の例(「痩せたい」「筋トレをする」ことしか分からない。)
『最近太ってきたから、毎日筋トレをして痩せる。』
◎良い目標設定の例(何をどのくらいするのか、明確になっている。)
『85kgの体重を80kgまで落とすために、夕飯のお米を抜いて、毎日30分筋トレをする。』
どうでしょうか?
悪い目標設定の例だと、痩せたいことは分かりますが「どのくらい痩せたいのか」「痩せるために何をどのくらいするのか」が分かりにくいですよね。
逆に、良い目標設定の例は、「夕飯のお米を抜いて、毎日30分筋トレをする(S.具体性)」「85kgから80kgに痩せる(M.計測ができる・A.現実的に達成可能である)」のように、『SMA』を満たすことで、何をどのくらいするのかが、より明確になっています。
具体例も確認してもらったところで、皆さんにも一緒に『SMA』を意識して目標をたてもらおうと思います!
紙とペンを用意して、目標を書いてみましょう!
ポイント
SMARTの法則の『SMA』を意識しましょう!
『SMA』を意識すると「具体的で計測ができる、現実的な目標」をたてることができますね!
『SMA』を使った「具体的で計測ができる、現実的な目標」が書けたでしょうか?
これで『SMARTの法則』の『SMA』が終わったので、残った『RT』の部分を目標に加えていきます。
最後に『RT』の部分を考える
◎『SMA』を使った目標設定(具体的で計測ができる、現実的な目標)
『85kgの体重を80kgまで落とすために、夕飯のお米を抜いて、毎日30分筋トレをする。』
僕は、SMARTの法則の『SMA』の部分を先に考えて『85kgの体重を80kgまで落とすために、夕飯のお米を抜いて、毎日30分筋トレをする。』という目標をたてました。
ここまでできたら、最後に『RT』の部分を追加していきます。
『RT』とは、Result-oriented(成果に基づいている)、Time-Related(期限が明確である)の2つです。
『R.成果に基づいている』は少しピンとこないかもしれませんが、「あなたが本当に達成したい目標であるか」ということです。
『T.期限が明確である』は、いつまでに目標を達成するかということで、日付が入っていると分かりやすいですね。
『SMA』に『RT』を追加した目標設定
『85kgの体重を1ヶ月で80kgまで落として、あの服を着て彼女とニューヨーク旅行に行くために、夕飯のお米を抜いて、毎日30分筋トレをする。』
『SMA』に、「1ヶ月で(R.期限が明確である)」「あの服を着て彼女とニューヨーク旅に行くために(T.成果に基づいている)」の『RT』を追加して『SMARTの法則』を使った目標設定が完成しました。
皆さんも目標設定ができましたか?
SMARTの法則を使って目標設定をすることで、かなり具体的な目標をたてることができますね。
本当に達成したい目標は必ず深掘りしてください
『SMART』の『T』である、成果に基づいた目標設定とは『あなたが本当に達成したい目標か』ということでしたね。
意外かもしれませんが、『本当に達成したい目標』は、自分でも何なのか気づけていない人が多くいます。
あるいは、親から進路を強制された子供のように、自分ではなく周囲から強制された目標になる人もいます。
『本当に達成したい目標』を考えることは、目標設定をする上でも1番難しい項目です。
これから深掘りの方法を解説するので、「本当にそれが欲しいのか?」一緒に考えてみましょう!
『本当に達成したい目標』の深掘り方法
深掘りは、最初に出てきた目標に対して『ナゼ?ナゼ?』と2〜3回繰り返していくことで、本当に達成したい目標が見えてきます。
最初に出てきた目標が「痩せたい」だとしたら、「なぜ、痩せたいのか?」のように深掘りをしてみましょう。
最初の目標『痩せたい』
ナゼ①「なぜ、痩せたいのか?」→「痩せると可愛くなれるから」
ナゼ②→「なぜ、可愛くなりたいのか?」→「可愛くなって彼氏を作りたいから」
ナゼ③→「なぜ、彼氏が欲しいのか?」→「彼氏とご飯や旅行にいきたいから」
深掘りした目標『痩せて可愛くなり、彼氏と一緒にご飯と旅行にいきたい』
最初の「痩せたい」という漠然とした目標に対して深掘りした結果、『痩せて可愛くなり、彼氏と一緒にご飯と旅行にいきたい』という、本当に達成したい目標に辿り着くことができました。
深掘りした目標は、ただ「痩せたい」という目標よりも、達成した時の自分の姿がイメージしやすく、イメージがしやすいということは、それだけモチベーションが上がって挫折しにくいということです。
上手く掘り下げができれば、より完璧な目標設定になるので、皆さんも「ナゼ?ナゼ?」と自分に繰り返してみてください!
まとめ:SMARTの法則を使って、達成した時の自分の姿がイメージできる目標をたてる
【SMARTの法則を使った目標設定の方法】
①『SMA』だけの目標を考える。
②『RT』の目標を追加する。
③『T』は、本当に達成したい目標まで深掘りする。
以上が、今回ご紹介した『目標設定の方法』です!
ここまで具体的な目標をたてるのは初めてだ、という人もSMARTの法則を使えば簡単に、具体的な目標設定ができたと思います。
③番の <『T』は、本当に達成したい目標まで深掘りする。> は、達成した時の自分の姿がイメージできるほど良いです。
「どのブランドの服で、誰と、どこに行く」など、より具体的なところまで想像を膨らませましょう!
皆さんが、より良い目標設定ができると嬉しいです!
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
以上、やんしたでした!