こんにちは!
RIZAPでパーソナルトレーナーとして働いていました、こば(@koba_fufu)です。
前回、筋トレ開始から1年半で得た体の変化【身体はこんなに変わる!】という、筋トレ開始〜1年半の変化をまとめた記事を書きました。

筋トレ開始から1年半で得た体の変化【身体はこんなに変わる!】
この記事では、こんな感じで身体が変わっていきましたよ〜と紹介をしたのですが、記事の最後に「実は筋トレをやめてしまった」と書いていたと思います。
僕は、筋トレを始めてから約2年の間フィジークの大会で入賞を目標に本気で筋トレをしていたのですが、筋トレ3年目に入った時にある理由で筋トレをやめてしまいました。
正確には3年目から一気に筋トレをしなくなった訳ではありませんが、週に5回以上やっていた筋トレが週1回、月1回とどんどん減っていき、今は一切筋トレをしていません。
その結果、2年間の筋トレで鍛えた身体はみるみるうちに変わっていきました。
今回の記事は、僕が筋トレをやめて身体がどう変わっていったかのまとめと、筋トレをやめた理由についても書いていきたいと思います!
RIZAPに入社した途端に筋トレをしなくなった
元々、1回2時間の筋トレを週5回もしていた僕が、筋トレをしなくなったのはRIZAPに入社してからでした。
僕は、筋トレが大好きで仕事もフィットネスに関わりたいということで、2017年5月にRIZAPに入社しました。
前職は自動車メーカーで生産技術の仕事をしていたのですが、残業でジムに行く時間が遅くなったりすることもあったりと、どうても筋トレよりも仕事を優先しなければならない生活に不満がありました。
RIZAPに入社したら「自分の好きな筋トレが仕事になって、筋トレ中心の生活が送れる」とすごく楽しみにしていたのですが、実際に「筋トレ」を仕事にしてみると自分自身の筋トレ熱が一気に冷めてしまい、筋トレの回数も週1回、月1回とどんどん減ってしまいました。
あれだけ夢中になっていたことが突然どうでもよくなる感覚は、自分でも「何でだろう?」ととても不思議に感じます。
一定の生き方や関心に対して献身的に努力した人が、期待した結果が得られなかった結果感じる徒労感または欲求不満になってしまう『燃え尽き症候群』というものがありますが、振り返ってみると僕もそれに近い状態だったんだと感じています。
『大好きな筋トレ中心の生活は素晴らしい。』『好きなことが仕事になったらどれだけ楽しいか。』こんな期待をして環境を変えてみたのですが、現実は期待していたような結果を感じることができなかったから筋トレに対する熱が冷めてしまいました。
ここから具体的に理想とどんなギャップがあったのかを話していきたいと思います。
筋トレをやめた理由①:趣味と仕事は違った
僕は、パーソナルトレーナーになれば仕事と趣味の両方で筋トレに関わることができるので、結果的に自分のボディーメイクの成果となり仕事のやりがいにも繋がるだろうと考えていました。
しかし、パーソナルトレーナーの仕事は『お客さんのボディーメイクをサポートする』ことで、『自分の筋トレ』とは全く別のことでした。
僕と同じように、『自分の好きなことを仕事にしたい』を軸に就職活動や転職活動をする人は多いと思います。
好きなことを仕事にすること自体はすごく良いことだとは思うのですが、その仕事で本当にやりたいことができるのか?という部分はしっかりと見極める必要があるし、舞い上がってしまうと気付きにくい部分でもあるなと感じました。
パーソナルトレーナーの仕事に転職して自身の筋トレに対する熱は冷めてしまったものの、幸いお客さんに喜んでもらったり、感謝の言葉をいただくことがやりがいとなったので楽しく続けられたし、今でもこうやってボディーメイクに関することの発信ができていますが、もし僕がパーソナルトレーナーという仕事にやりがいを見つけることができていなかったら、とても後悔の残る転職になっていただろうなと思います。
筋トレをやめた理由②:本当は筋トレが好きではなかった?
僕は「自分は筋トレが大好きなんだ」「筋トレが好きだからフィットネス業界に転職をするんだ」と思っていました。
しかし筋トレをやめた理由を真剣に考えてみると「本当は筋トレが好きではなかったのではないか?」「別のことにやりがいを感じていたのではないか?」と思うようになりました。
僕はRIZAPに転職をするタイミングで地元を出たので、それまで2年間お世話になったジムを離れて、RIZAPの店舗か近所のエニタイムで筋トレをしていました。
近所のエニタイムは新しくできたばかりということもあり、館内や器具も綺麗で最初はワクワクしていたのですが、筋トレをしていてもなぜか全く楽しくありませんでした。
地元で通っていたジムに行く時は、仕事終わりで疲れていようとジムに行くことが毎日の楽しみでしたが、その感覚が全く生まれませんでした。
そこで『僕はただ筋トレが好きだったのではなく、ジムでできた仲間との筋トレが好きだったんだ』と気付きました。
一定期間ジムに通っている人は分かると思いますが、ジムでは会員さんと話すようになったり、LINEを交換してご飯にいったり仲間ができますよね。
僕もジムで筋トレ仲間と出会い、いつも一緒に筋トレをしていました。
休日はグループLINEで何時に行くか打ち合わせしたり、ジム終わりにご飯を食べにいったり、今思い返すと筋トレそのものよりジムでの交流の方が楽しくて筋トレを続けられたのかもしれません。
そんな環境の変化でジムに通う楽しさが減ってしまい、筋トレをやめてしまったのだと思います。
逆にこのことを逆手に取って、筋トレが続かなくて悩んでいる人なんかはジムで友達を作るか、友達と一緒に入会すると楽しく継続できると思います!
このような理由で筋トレに対する熱が覚めてしまったのですが、決してRIZAPが原因で筋トレが嫌になったとかではないですし、筋トレをやめたこと自体に後悔はしていませんが、転職するときにもっと考えれていたらこんなミスマッチは防げたのかなと思っています。
筋トレをやめた後の身体の変化

筋トレをやめる前の体
筋トレをやめる前は上の写真のような身体で、この時は増量をしていたこともあり体重は人生MAXの86kgまで増やしていました。

2017年5月RIZAPの同期と(写真1番右)
これは2017年5月頃にRIZAPの新人研修で同期と一緒に撮った写真で、僕は1番右です。
増量していたので僕だけお腹に脂肪が乗っていますが、同期にこれだけバキバキな人が揃っているのもRIZAPならではですね。笑
今の職場なんて9割の人がベルトにお腹が乗っていますよ。。。
では、まず筋トレをやめて1年後の身体がどうなったのか?を見ていきます。
筋トレをやめて1年後の身体

筋トレをやめて1年後の身体
これは筋トレをやめて約1年が経過した、2018年8月の写真です。
2年の筋トレのおかげで、筋トレを一切したことがない人より筋肉量は多いですが、全体的に細くなっているのが分かると思います。
特に上腕や背中の膨らみが減ってきました。
写真がなくて申し訳ないのですが、意外と大胸筋は落ちにくいんだなという印象です。
食事に関しては、3食摂りたい方なので朝を抜いたりはしていませんでしたが、仕事が夜22時過ぎに終わっていたので夕食は23時台と遅い時間に食べることが多かったですね。
この時は一人暮らしだったので自炊もしていたのですが、基本的には炭水化物中心の食事で、お菓子やアイスなどの甘い物も大好きでよく食べていました。
とてもRIZAPのお客さんに言えるような食事内容ではありませんでしたが、それでも体脂肪率は常に15%以下をキープできていました。
こんな食事でも太らなかった理由は、元々筋トレをしていたので筋肉量が多く基礎代謝が高かったから、1日8本前後のセッションで消費カロリーが稼げていたから、サプリの摂取は続けていたからだと思います。
一人暮らしは食事のバランスが偏りガチなのでプロテインとビタミン・魚油・食物繊維のサプリはこの時も、今も継続して摂取しています。
特に食事は炭水化物に偏りやすいので、間食としてのプロテインはかなり効果感じます。
ちなみに、筋トレはしていなかったのでホエイ100%ではなく、ホエイとカゼインが入ったプロテインを飲んでいました。
↓おすすめは『ウイダープロテイン』で、元トレーナーの僕目線でも成分・味かなりいいです!
味については個人差があるのでAmazonのレビュー見ていただくと大まかに分かると思います◎
カゼイン配合で置き換え用途におすすめなプロテイン
食物繊維もサプリから簡単に摂っていました
←これめっちゃ便利です!笑 定量で出てくるので◎
食物繊維について詳しく知りたい人は『ガチガチの便秘を改善する5つの方法【全て効果確認済み!】』こちらの記事をチェックしてみてください!
僕は便秘ではありませんが、便秘ではない人も共通して必須の栄養素ですので^^
筋トレをやめて1年後の変化
・当たり前だが全体的に細くなった
・見た目で言うと大胸筋は落ちにくく、上腕は明らかに細くなった
・プロテインとサプリを継続して摂取した効果もあった
・ある程度の活動量があれば太らない
筋トレをやめて2年半後の身体
そして、今は筋トレをやめて約2年半になります。
RIZAPを退職し、2020年からITエンジニアの仕事をしています。
仕事はもちろんデスクワークでトイレ以外は立ち上がることなく、RIZAPの時より活動量がガクンと減りました。
活動量がどれくらい減ったかは、下の記事にまとめていますので興味がある方は読んでみてください。(特にデスクワークをしている人は運動習慣を見直すきっかけにもなると思うので是非チェックしてみてください!)
筋トレをやめて2年半、そしてデスクワークになった身体の変化はこちらです。

筋トレをやめて2年半の身体
やばいです。。。
本当にやばいです。。。
正直、筋トレをやめて1年以上太らなかったので大丈夫だと思っていたのですが、やっぱり自由な食事で、運動もせずデスクワークをしていたらどんどん体重が増えていって、RIZAP退職後10kgも太ってしまいました。
スーツはズボンがパツパツになり、筋トレで増量していた時のをクローゼットから引っ張り出しましたし、Tシャツを着てもお腹を引っ込めないと周りから気付かれます。
筋トレをやめて1年後は太らなかったのに、2年半後にから太った理由としては『活動量の低下』『間食が増えた』『プロテインを摂取していなかった』この3つかなと思います。
筋トレをやめて2年半後の変化
・『活動量の低下』『間食が増えた』『プロテインを摂取していなかった』等の悪い習慣で太った
・筋肉量は筋トレをやめて1年後よりも落ちたと思うが、脂肪が付いたので見た目ではよく分からないww
・実際は数ヶ月の期間をかけて太っているが、本人はまだ大丈夫、まだ大丈夫と思ってしまって、気付けばかなりショックな体重に...
・自分の中でこれ以上は増やさないと、上限のラインを決めておくことが大切!
その後、結婚をきっかけにプチダイエットをしました。
ガッツリ減量ではなく、シム無しのゆるい減量をテーマに実践してみたので気になる方は参考にしてみてください!
まとめ:筋トレをやめると太る!
筋トレをやめると運動をしなくなるだけではなく、食事や生活リズムもルーズになってしまいます。
筋トレをやめて1〜2年の間は、筋肉が落ちるものの一気に太りはしませんでしたが、徐々に代謝が悪くなってきて食事や生活も怠けるようになってしまいました。
運動もせず自由な食生活をしていると、食べ物で溢れた今の時代なら人間は必ず太ってしまうので、やっぱり継続的な運動はとっても大切ですね。
気を抜いてだらしない体になってしまったので今後は気持ちを入れ替えて運動の継続と健康的な食生活を続けていきます!
最後まで読んでいただきありがとうございました!