こんにちは!
夫婦でブログ運営をしている、こば夫婦(@koba_fufu)です。
みなさんエンジニアと聞くと、どんなイメージですか?
私は国立大学の理系学部を卒業した天才たちが、カタカタとPCにプログラミングをしている姿をイメージしていました。まあ実際にエンジニアについて詳しく知ってくると、確かに超天才達もいますが全員がそうって訳ではありません。
そしてエンジニアの中にもネットワークエンジニア・ウェブエンジニア・インフラエンジニア・セールスエンジニアなどなど他にも役割別に様々なエンジニアが存在します。恐らく未経験からエンジニアを目指している人の中にはウェブ系のエンジニアを志望する方が多いのかな?と思いますが、他のエンジニアについて知ってみよう!ということで、今回はインフラエンジニアの大まかな仕事内容を4つに分けて解説していきたいと思います!
1.要件定義

システムを構築するのに最初に行わなければならないのは、要件定義といわれるフェーズです。
どんなシステムを構築するのか、どんなことを実現したいのか
まずはお客様からヒアリングを行い、どんなITインフラを構築するのか決めていきます。
ここをガッチリと決めていなければ、システムが完成したあとにしょっちゅう揉めることになります。
要件に含まれていないことも無償でやらなければならなくなります。
ガッチリと決めていれば「それは要件に含まれていないのでやりません」、「やってもいいけど追加でお金をください」と言えます。
後のフェーズではこの要件定義に沿って実際にシステムを構築していくことになります。
2.基本設計・詳細設計

このフェーズでは、要件定義で決められた仕様を満たすために必要な物事を決めていきます。
ここでは設計を行う会社の特色が濃く出るフェーズだと思っています。
どのような構成にするか、どのメーカーの機器を使うか、設定値は?
などなど決めることはたくさんあります。
基本的に社内で実績のある構成・機器をベースに設計を進めていきます。
3.構築・テスト

未経験のかたですと、このフェーズから担当することが多くなると思います。
基本設計・詳細設計で決められたとおりに、実際に機器に設定をしていきます。
また、正しく動作しているかテストを行い、検証も行っていきます。
このフェーズで意外と多いのが機器やソフトウェアのバグです。
設計段階では予測できなかった問題にも実際に構築してみて初めて気づくことがあります。
未経験のかたはここで色々勉強するのがいいと思います。
あーでもないこーでもないとやっているうちにスキルなんて身についていくものです。
構築・テストが終われば、機器の設置を行い稼働させます。
4.運用・保守

このフェーズも未経験のかたが担当されることが多いかもしれません。
実際に稼働し始めたシステムが正常に動作しているか監視を行うフェーズになります。
規模にもよりますがシステムがダウンした場合、多大な損害が発生します。
そのため機器の異常やシステムの異常を検知した場合、すぐに対応しなければなりません。
また、定期的に機器のメンテナンスを行うこともあります。
サーバーやルーターなんかは基本的に電源を入れたまま何年も稼働することになるので、定期的に再起動をしてあげる必要があります。
メンテナンスを行うときも決められた手順で行わないとシステムがダウンすることもあるので責任重大です。
ちなみに設計・構築と運用・保守は別の担当者に任されることが多いです。
まとめ
以上がインフラエンジニアの仕事内容です。
上のほうでもお話しましたが、未経験の方ですと「構築・テスト」または「運用・保守」のフェーズを担当することが多くなります。
このフェーズは下流工程といわれています。
逆に「要件定義」、「基本設計・詳細設計」は上流工程といわれます。
上流工程を担当するのはシステム全体の理解が必要なため基本的にはベテランの方が担当することになります。
もちろん上流にいくほど給与はよくなっていきます。
下流工程からのスタートでもスキルを磨いていけば上流工程を担当することはできます。
ちなみに私は上流工程を担当したこともありますが、一番楽しいと感じたのは「構築・テスト」です。
徐々にシステムを作り上げていくのはやりがいを感じます。
こればっかりは好みだと思うのでまずはいろんなことにチャレンジしていくのがいいと思います。
この記事が少しでもみなさんの参考になれば嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございます!